三脚の取り付け方   

昨日の問題は分かりにくい問いかけだったので、勘違いされた方も多かったのではないでしょうか。少々反省。

三脚使いの方は安い三脚なんて使ってないですよね。
なにせ、三脚は長く使えますからカメラ本体と同じ金額の物を買えなんて昔は言われたものです。
しっかりした三脚なら、グリップが上・下なんて「あまり」関係有りません。しっかりしたモノですから当然です。

手持ち撮影派である私が使っているような雲台含めて5万円以下の三脚なんて、三脚使いの方から見れば片腹痛い思いではないでしょうか。しかもカーボン笑ってください。
三脚を使われるのであれば、長く使うモノですから奮発して購入した方がよろしいかと思います。私はほとんど使いませんが。

さて問題に戻り、三脚を使っていてもブレは起こりますね。ちゃんとした扱い方を知らないと三脚の意味がありません。
と、いうことで今回の問題は特に安い三脚で起きやすい現象を振り返り、正しい三脚の取り付け方を考えてみましょう。




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上の写真はグリップが上にきています。
カメラに付いているレンズは28-70mmF2.8Gという重い標準ズームです。
レンズ部に三脚座は有りません。カメラ本体に三脚を取り付けます。

特に重いレンズを取り付けたときや、ホームセンターなどで購入したり、初心者向けカメラとセットで買う三脚だとグリップが上だとカメラが「おじぎ」をしてしまいます。

さて何故でしょう?

それは取り付けネジが緩むからです。
ネジの締める回転方向を考えてみましょう。だいたい反時計回転方向でネジを締めます。
もうお分かりですね。

カメラに取り付けてあるレンズは重いので、引力によりレンズは下に向こうとします。
そう、ネジを締める方向と同じく反時計回転方向に動くので、ネジが緩んできます。
少しずつネジが緩みだしカメラがお辞儀をしてしまいます。

そう正解は
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グリップ部を下にすることです。

グリップ部を下にすることで、カメラは締めるネジの反対方向に下がろうとします。
それはネジが締まる方向になるので、カメラがお辞儀をしないということです。

この話は高校生時代、写真部の顧問の先生に聞いた話で、随分長い間このルールを守ってきました。今は手持ちで子持ちですが。
ほとんど三脚を使わない男に言われるのはシャクだと思いますが、このウンチクを使い「写真とは繊細に物事を考えなければいけないんだよ。たかが三脚に取り付けるだけでも色々計算しなければならないのさ」と初心者やモデルに講釈してみるのも良いかもしれません。

んじゃ健闘を祈る。
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by alpha7d | 2005-10-27 16:54 | 花撮りニセ講座

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