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辿り着いたらいつもデジイチ   

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あさって頃から梅雨入りしそうなので、晴天の今日久しぶりに植物園にて写真をパシャリ。
普段は花が少ない場所での撮影が多いので、花が溢れんばかりに咲いている場所へ行くと、花に酔ってしまい娑婆駄馬駄な写真になってしまうケースが多いのですが、ご多分に漏れず今日も少々玉砕気味。
と、あらかじめ言い訳をしておきます。

昨日は水族館へ行ってきたのですが、COOLPIX4500を久々にファミリーフォト用のカメラとして選びました。
10秒以上かかるAF。恐ろしほど遅い起動時間、野外では全く見えない液晶モニタ。使うだけで地獄を体験できる現在では珍しいカメラです。

やはり正確にピント・露出等々をコントロールできるカメラだと一眼レフになるなと痛感しました。
コンデジでは私には絶対無理です。
周りを見れば子連れオヤジが首からD70やKissDIGITALをぶら下げている姿が多く見受けられ、デジイチの普及の度合いが高いのもうなずけました。

以前コンパクトタイプのデジカメで、性能を目一杯引き出し、カメラの特性に合った写真を撮り、どこまで写真表現を追求できるかにあり機種を選ぶというのは意味を持たないと言われたことがあります。
ハイハイその通りですと、社交辞令的に言っておきましたが、大きく違うことがある。

カメラによって表現技法の制限を受けるということ自体意味を持たない。
自分はこのような写真を撮りたいというイメージで撮影に挑みますが、機材がそのイメージに追いついてこないのに、機材の限界を追求すること自体ナンセンスだということになります。

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上の写真はCOOLPIX4500で撮ったものです。やはりコンデジなのでイメージ通りの絵になることはできません。
被写界深度が深く背景の水しぶきが中途半端なぼけになってしまっています。
オリンパスの50mmマクロや、マクロに強い標準ズーム14-54mmを使えば主題のみにピントを合わせ、水しぶきは大きくぼけ脇役に徹してくれ光った水しぶきが煌めき主題を魅力的にしてくれます。
そのようなことはコンデジでは無理っぽいし、撮ろうとしてもエラク苦労するだけ。

と、最近FinePix S602の後継に何を購入しようか考え、コンデジを探し回っていくうちに以前言われたことが蘇ってきました。

その後継選びでコンデジを色々調べ、辿り着いたのが結局デジイチになってしまいました。
しかもその機種はフォーサーズ一号機、天下御免ねのE-1。ダメジャン。
ということで、やっぱり俺は一眼レフで写真を撮らないと気が済まないのだなと思った今日この頃。

オリンパスが、ペンタプリズムを採用し大きなファインダーで、*istDクラスの小型軽量のボディで、フラッシュ内蔵、なおかつ防塵防滴ボディを出してくれ~ と叶わぬ夢を言ってみる。S602の後継はやっぱり見送ります。結局買えないジャン。

by alpha7d | 2005-06-06 15:48 | オリンパス E-1

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