【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】トキナー AT-X M100 PRO D
画像素子に付いたゴミを惜しげもなく披露しフォーサーズユーザを驚愕させ、ダメレンズのダメさ加減を遠慮無く暴露している伊達淳一氏のレポートが登場。
今回はトキナーのマクロレンズ。
トキナーといえば少々値の張るレンズでは造りがしっかりしていて、レンズメーカー特有のチープを排し、見た目ではメーカー製レンズよりも質感が高いイメージがあります。
今回のレンズも造りは良さそうですが、価格も4万円台で購入できリーズナブルです。
さて、関心要の画質はどうでしょうか。
率直写りはサンプルを見る所では全く問題なく様に感じます。
ただ本当にレンズというヤツは、ユーザーが手に取り実戦を繰り返してみて写りの善し悪しが分かるのですがサンプルだけで良否を判定するのは難しいですね。
ただ、糞レンズはサンプル見ただけで糞と分かるものですね。
個人的に少々気にかかるのは、フォーカスリングを前後にスライドさせAF/MFを切り換える点。
便利といえば便利ですが、タムロンも同様の機構が採用されていますが、レンズをカメラバックから取り出すときスライドが動きMFで撮ろうとしても、AFになり結構イライラさせられました。
このスライドが軽いとダメですが、重くても扱いづらそうです。
これ以外の機構を他レンズメーカーは採用して欲しいなと常々思っています。
残念ながらトキナーはキヤノン・ニコンマウントのレンズしか今後発売しないようです。
と、いうことで全く関係ないレンズですが、フォーカスリングの回転方向がメーカーによって違うのは立派ですね。
ちなみにズイコーデジタルのレンズは、フォーカスリングの回転方向左右好きな方を選択できます。
by alpha7d | 2005-05-25 17:51 | デジタルカメラ関連