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α100 ファーストインプレッション   

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とにかく撮って、使ってみないことには素性が分からないのがカメラというヤツ。
いくら雑誌やネットの評価が良かろうと悪かろうと実際自分自身が使ってみないことには分からないもの。相性というのも有るからね。
一分一秒でも早く使ってみたい衝動にかられた私はカメラ屋を後に花撮りポイントへと到着。

最初不安に思っていたのがバッテリー状態。買ってすぐの状態なので当然フル満タンとはいかないものの半分以上有るという表示を見て一安心。これで撮れる。
買って一度充電してから撮りに行くなんて、じれったく感じてしまいます。

さて、小一時間撮影した感想何ぞをつらつらと。

最初は外観の感想何ぞを。
ぱっと見たとき、筋肉質というか具が詰まってますねという印象。ボディに梨地仕上げがされ安っぽくはないですね。マウント部は金属らしいですがそれほど金属を感じません。
それほどジャミラではないですね。

ただ、同じく全身プラのα-7(銀塩ね)よりも何となく安さを感じる所有り。
あと金属・プラのハーフであったα-7Dは前面がマグネシウムだが背面はプラスチック。そのプラがツルツルで梨地仕上げも無く、よく見る背面が安っぽいのはいただけないなと思っていました。

特に外観で目を引くのがマウント部にあるシナバーのリング。これは強いアクセントとなってますね。ミノじゃないよソニンだよと強く主張してます。
あとフラッシュを持ち上げる部分のデザインが上品に配われ、こういった所のセンスの良さがソニーですなと思ったりしました。
あとグリップ部も深く握れ握りやすいのですが、小指半分が余るような感じ。グリップのゴムの摩擦係数が低いのが気になりました。
まぁ外観についてはこんな感じ。細かいことはまた後日。

次にファインダー。
ん~ファインダーの小さなE-1よりキレが無い。当然α-7Dよりキレ少なし。ピントのピークが微妙に曇っている感じ。やはりミラーマンね。
でもマクロ撮影には文句なく使えるレベル。ということで文句言いません俺。

この機種も測光インジケータが+-2段分しかないのは超不満。最低でも3段は欲しいですね。
あまり知られていない露出補正の問題にケリを付けたAEロックボタンを押すと輝度差表示になる機能。
入門機ですが搭載されていてホッとしました。当然輝度差表示可能ですから次機種には是非とも+-3段ですな。

あと露出。大変利口になりました。偏差値35からの大学受験、んで合格といった感じ。
花だけ撮りましたが、明らかに従来とは違う傾向。α-7Dは露骨なハイライト露出基準でしたがクセのない露出傾向で分かりやすい感じです。
全く露出補正無しに撮るほど頭は良くありませんが、露出傾向が分かりやすかったので補正しやすいといった印象を受けました。

続いてはオートフォーカス。
なんとなく速いね。そんな気がする。中央以外もコントラストが低い場所以外だとピンが行くし、速度的にも問題ないように感じます。花撮りに結構使えそうだと思うのですが・・・
そうダイレクトフォーカスフレームセレクターの操作性がα-7(銀塩ね)以来全く進歩無いのが気に入らない。
もうちょっと工夫して欲しい。マジお願い。あとAFフレームの位置。そろそろ変えて欲しい。マジお願い。
相変わらず子供撮るにはキツイかもね。

操作性は全体的に良くできているように思えます。
ただ残念なのが、画質選択でJPEG-RAWを切り替えたいときメニューに入って操作するため積極的に切り替えが出来ないのが残念。
他の部分では、よく使う機能は左ダイヤル一ヶ所にまとまり操作性は良いです。
ISO、フォーカスフレームなども使いやすく感じました。ファインダーを覗きながらの操作はイマイチ。

さて使ってみて一番気に入らないところは露出補正の操作性。
このクラスでは仕方ないとは言いながらも、それを免罪符にして欲しくないのが本音。前後ダイヤル二つは付けて欲しかった。

カメラが横位置であれば全く問題ないけど、ローポジション撮影だと操作性が・・・
カメラ位置が縦位置でもシャッターボタンを上にすればそれほど苦にはなりませんんが、下だと操作性が・・・

縦位置の場合、花撮り、正確なピントを要求されるケースではシャッターボタンを下側にして、腕を固定して撮るので露出補正ボタンを押しながらの補正は非常にしづらい。
やはり縦位置グリップは偉かった。

今日は50mmF1.4NEW、85mmF1.4G、タムロンの90mmマクロを使って撮りましたが、特に旧ミノルタのレンズの写りの良さに惚れ直してしまいました。
豊富なボケ量と穏やかな描写は、現実から切り離された夢の中の世界を写し取ることが出来ました。
後日ソニーの50mm・100mmマクロが届きますが、α100でどのような絵になるか非常に楽しみです。

と、いうことで今日掲載しなかった部分については次回ということで。
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by alpha7d | 2006-07-20 17:01 | ソニーα100レポート

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