ふと感じる円形絞りのありがたみ
オリンパス E-1+ズイコーデジタル ED 50mm F2.0 Macro
影が長く建物や車に当たった反射光を簡単に利用できるこの時期は、点光源を利用した絵を撮りたくなります。
私が常用している50mmマクロは残念ながら円形絞りを採用していないため、絞ると絞りの形がモロ出てしまいます。一段絞ったF2.8で上のように出てしまいます。
このマクロレンズの最も惜しい点は、円形絞りを採用していないことです。諸収差を徹底的に押さえ込んでいるレンズだからこそ円形絞りの効果が発揮されるはず、完成度が高いレンズだけに非常にもったいない。
マクロ撮影で円形の点光源が必要な時はミノルタのマクロレンズを使えばよいのですが、この様な状態はタイトな光線状態が多いので、底力の有るズイコーデジタル50mmマクロを使いたくもなります。
ミノルタ時代は当然だった円形絞りも、デジタル化に伴いオリンパスに主軸を移した時大きく感じた違和感だったりします。
カスタムで円形絞りに変更できないものか常々感じている今日この頃です。
by alpha7d | 2006-01-04 16:30 | オリンパス E-1