円形絞りと、絞り羽根枚数について   

a0003746_17132027.jpg

最近各所を見てみるとE-1のファインダーは小さすぎて、ピント合わせできないと脳内所有者が言っていたので、ちょっと一言。
「ピント合わせ出来るよ~ん」トンボの目にピントが合ってマンモス。心配しないでE-1を買ってクレ!

a0003746_17132944.jpg

a0003746_17135765.jpg

関東地方は秋雨が続いているので今日は青空の写真。
撮影した時の空はそれほど濃い青ではなかったのですが、撮ってみると綺麗な青空。やはり青空の下咲き誇る花は美しいものです。

オリンパス E-1ズイコーデジタル ED 50mm F2.0 Macro

◇◆◇


このblogを見ていると、たまに円形絞り採用シロとか言っているので、絞りについての解説をしたいと思います。

絞りは通常レリーズ(シャッターを押)したとき、指定された絞り値まで絞り込まれます。そして露光終了後、絞り開放に戻ります。
そして絞り込まれたとき、絞りの形が限りなく真円である方が良い絞りといわれています。

絞り枚数が多くても円形絞りであっても、諸収差がうまく押さえ込めていないレンズであれば決して良いボケ味となることはありません。
例えば二線ボケ傾向のボケ味は決して良いとは言えませんよね。
収差を補正し、絞りの形状が良ければ、良いボケ味のレンズになります(全てじゃないけど)。

何故真円の形の絞りが良いかといえば、自然な印象を受けるからです。
そして形状が円形に近いため柔らかな雰囲気を醸し出します。
角角した形だと決して柔らかな印象を受けることは無いですね。そして角角した光は自然界ではあまり存在しない形で、いかにも人工的な印象を受けてしまいます。
よく言われていますが、木漏れ日の光、夜景などの灯、水面の反射光が絞りの形より、円形に近い方が自然な雰囲気になります。

真円に近い形の絞りは、自然な印象・雰囲気を再現できるから良い訳です。

そして、絞りの羽根枚数が多ければ多いほど限りなく真円の形に近づきます。
逆に数が少なければ角張った形になってしまいます。

同じ望遠マクロでも、シグマの180mmマクロと、タムロンの180mmマクロでは絞り羽根枚数が違います。シグマの方は絞り羽が9枚、タムロンの方が7枚となっています。

絞り羽根枚数だけを見てみると絞り羽の多いシグマの方が良いとなりますが、前述の通り「レンズの収差補正」も重要な要素なので絞りの枚数が多ければボケが良いとは言えません。
実際各種条件で色々使ってみないと善し悪しは中々分からないのが実情です。

真円に近ければ良いということで、開発されたのが円形絞りです。
円形絞りとは単純に言うと、絞っても絞りの形にならないように設計されているのが円形絞りです。ただ絞り2段分とか限定ですが。
F2.8のレンズであれば、F5.6まで円形に近い絞りの形となるわけです。

オリンパスの50mmマクロはレンズ設計も良く諸収差が少いので、このレンズに円形絞りを採用して欲しいなと常々思っているわけです。
なんだか円形絞りを採用していないのは、もったいないように思えてならないからです。
以上のことから、ここのオッサンが50mmマクロに円形絞りを採用しろよとか言っているわけです。
[PR]

by alpha7d | 2005-10-05 17:25 | 花撮りニセ講座

<< ご当地の踏み絵を読んで 藪塚本町のかかし祭り >>