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なんだかな~   

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ミノルタα-707si 50mmF1.4N

花を撮り続けていると季節の移り変わりを如実に体感できます。
今、街角では菊が多く咲いており、菊が終われば花枯れの季節へと移り変わっていきます。
そしてまた来年、春になり、多くの花と再開できます。

何年かカメラを趣味としている人の多くは、一年単位で被写体を追うのでなく、数年かけて撮り続けることが多いと思います。
たとえば、某所の「枝垂れ桜」が咲いていた場合、この様な撮り方でチャレンジし、また来年違うアプローチで撮ってみようと考え、今手持ちのレンズはF値が暗いレンズしかないから来年までに明るいレンズを買って撮ってみようとか考えを巡らします。
土地勘のある場所で、数年かけて同じ被写体を追い続けるのはアマチュアの強みというやつではないでしょうか。

最近、写真を始めたばかりの人の傾向として気になることとして、一回目からいきなりパーフェクトな絵を撮りたがる人。
また、命を取られんばかりに失敗をおそれる人を、以前にも増して多く見かける様になってきました。
撮りたい日が雨もあれば風も吹きます。カメラ操作を誤る時もあれば凄く良いシチュエーションに巡り会える時もあります。

デジカメであれば背面液晶をチェックすれば、そう大きなミスショットをする事はないのですが、失敗を恐れシャッターをなかなか押さない人が多い。どのように撮るかを考えてるのではなく如何に失敗しないかを考えている様に思えます。

あと最もみっともないのがカメラから三脚をぶら下げている人。
カメラを長く使っているエライ人から聞いたのでしょうが、三脚なんて無くても写真は撮れるんですよ。
三脚はブレ無いためにあるのです。ぶら下げるモノではありません。

またデジタルカメラはPCの周辺機器といわんばかりに、ある条件では、あらかじめ決めてあるF値、シャッター値などの諸設定を行い、被写体にレンズを向けて撮ればプロ級の写真が撮れると考える人が意外と多いのに驚きます。
まぁEOS10のバーコードなんてそんな需要に応じてるんでしょうけど・・・

話が長くなってしまいましたが、とにかく初心者は失敗しろと言いたい。
思った通りの写真が撮れないのは当たり前。俺だって未だに思ったとおり撮れないのだから。ただ長くやっているという話は却下。

そして思った通り撮れなかった写真や、失敗写真から学習すればいい。
そして最も大切なのは、写真を楽しまなくちゃ。
カメラマンベストを着たって良いんだよ。三脚使わなくても良いんですよ。キヤノンやニコンを使わなくてもいいんです。
最近、プロ・セミプロにマインドコントロールされている信者が周辺に多いのでちょっとブツブツと・・・

上の写真は海外で撮った現地の子の写真ですが、めったに行けない場所での失敗写真はさすがに凹みますね。フィルム入れたまま裏蓋開けたりとか・・・

by alpha7d | 2004-11-17 15:41 | 今日の一枚・日記

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